しもじも・遠州街並ツアー報告 その1

去る6月、「しもじも・遠州街並ツアー」が開催されました。
その模様を報告します。

そもそも、「しもじも」とは。
スギダラ三兄弟、さらにはそのご友人であるデザイナーのみなさん(いわゆるhappi)の、スタッフ(=しもじも)のゆるい集まりのことを言います。
ワタクシ、キャッシーも、若杉組の一員として末席に座らせて頂いております。
まだまだまだまだ勉強が必要な、デザイナーやら野心家やらの卵の集まりと思ってください。

さて、そんなメンバーで不定期に開いている「しもじもツアー」、今回僭越ながら、ワタクシが「遠州街並ツアー」を計画しました(ちなみに第一回は直島ツアー)。
そもそもは、しもじもメンバーの発言「遠州の街並を見てみたい」に端を発し、咄嗟におすすめな街並を答えられなかったことに悔しさと恥ずかしさを覚えたキャッシーは、地味に情報収集を開始したわけです。

遠州街並とは、何だ?

まず行き当たったのが、「天竜市街に残る家並み」です。
天竜には、まさに天竜杉によって富を築いた一時代がありました(江戸〜明治〜昭和30、40年ごろ)。このころ、天竜の町には蔵が建つ程の活況だったのです。

この蔵などの家並みを守って行こうという活動をしている「二俣みがきの会」さんとの出会いが、このツアーの始まりでした。しかも、みがきの会の中心的活動をしている方が、父(マッシー)と共同で設計事務所を構えるその方だったのです。驚きー

街の様子1。タイムスリップしたかのような雰囲気。

街の様子2。医院。堂々とした、襟を正したくなるような風格が醸し出されています。

このツアーの隠れテーマは、
 デザイナーズ meet 街並
 デザイナーズ meet 藤森建築
 デザイナーズ meet 民具
です。

ヨソ者たち(みな、東京在住、故郷は静岡以外)かつデザインという視点で、街やら道具やらを見たら、どんな反応があるのか? キャッシーには、それがとても興味あることでした。

今日はここまで(まだ導入しかしてないけど・・・)。
明日は、みがきの会さんのご紹介です。