大分スギダラツアー 前哨戦 JR九州大分支社勉強会4

さて、いよいよトリ、若杉・千代田両氏のスギダラ発表です。

しかし若杉さんは「やったるぜ!」というよりも、
少し曖昧な、どちらかというと困った表情を浮かべていました。

分かります、分かります。

なぜ困るか。
それは、ワカチヨが話そうとしていることは、
すでに、課長さんと荒川&河野さんがお話ししたていたからです。


正確には、
 俺たちがはなすネタがなくなっちゃったな〜〜という
 場を任されたエンターティナーとしての困り
と、
 それぞれが別々に走っていたと思っていたのに、いつのまにか
 同じ所にたどり着いていた、それも生き生きと!! という嬉しさ
が、同居した表情だったのでしょう。

実際、課長さんと川河コンビの発表の後にいったい何を話すんだろうと心配したキャッシーですが、もちろんそんな心配は無用でした。

以下、ワカチヨによるトーク・キャッシー的まとめ。
矢印の後はキャッシーの感想や意見です。
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・スギダラは2004年に始まり、1600名を超える会員数になった。
 真新しい活動は、1年目は、全然受け入れられない。
 しかし5年もすると、案外「当たり前」になってくる。
 そしておそらく、20年もすると「文化」になる。

・仕事とは、売買をする関係だが、売買に加えて扱うモノやコトを「好きになる」
 ことが、スギダラやその周辺の活動にあるもの。

・「好きにならんとやってられん」ようなものを、仕事の場にのっけると
 やっぱり全然受け入れられないが、1年も粘ると根負けしてくれる。
 →1年間、断られても冷たくされても暑苦しくアピールし続けるほどの
  力があれば、無理に思えることも、なんとかなるみたい!

・地方には地方の、コミュニティの人にはコミュニティの人の良さがあり、
 企業にも企業の良さ、強みがある。例えば、流通力。
 →他にも、規模の力、発信力(内容の信用性)、お金の力 などがあると思う。

・※この話したのはワカチヨじゃなかったかもですが
 プロパティ(立場や属性)が同じ人の集団は効率が良い。例えば企業。
 しかし効率が良いだけで面白くはない。
 これから面白いのは、プロパティが多様な団体。
 →例えば、行政と子供と企業が一緒に行うプロジェクト。(移動式夢空間ですね)
  ただ、今ドキの若者は、”地方の面倒見のよいおばちゃん”的な色濃い人間関係
  は経験したことがない人が多いと思うので、その辺はソフトランディング
  したいな〜 私自身、それなりに近所付き合いのある田舎に育ちましたが
  ちょっとしたことが町内の噂になるような濃ゆさは、ちょっと苦手・・
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例えば文化ってこんなことじゃないかしら



別府市内随所にある温泉施設。
他地域の温泉施設とは立ち位置が全然違うことに驚愕した!
別府民には当たり前なのにね。詳細は次の記事で。


翌日からは別府に移動し、めくるめく別府街案内。
「別府が好きすぎて別府になりたい!」という別府の化身、
アベリアさんから、”別府のみんなの当たり前”を紹介頂くのです。


中央の女性が、アベリア。
大好きです。
あ、日本人です。

「大分スギダラツアー 別府地獄巡り」へ続く・・