スギ天ツアー報告 その1
行ってきました、天竜ツアー!
さっそくご報告したいと思います。あまりに盛りだくさんのため、3回に分けてご報告します。第一弾はスタートから伐採まで。
いよいよ、ツアー当日がやってきました。嵐の前の静けさ・・・・浜松の朝は静かに明け、その空は晴れ渡っておりました。
浜松駅に集合後、まずは移動。
駅から北上すること車で2時間。伐採体験の場所まで移動します。(左)総勢17名、4台の車を動員しました。(中)船明(ふなぎら)ダムを超えてさらに山の奥へ・・・(右)急斜面に作られた段々茶畑。山の険しさが分かります。
山へ到着。
伐採体験とは、その呼び方の通り、80年近い樹齢の杉を、チェーンソーで切り倒します。(左)ヘルメットと軍手で安全対策。(中)スギダラ正装のスギ千代。決まってます!! 山のみなさんも、あまりの似合いっぷりに賞賛の声が。(右)植林地としてはかなり緩い勾配の所を選んでくださっています。まさに周りはスギダラケ。
さあ伐採するぞー!! いやいやまだまだ、その前に。
ご協力頂いた榊原商店さんたちのグループでは、木材のトレーサビリティを実施しています。つまり、どこで育った木でどんな状態でいつ切ったか、ということが記録され、製材され家の柱になっても追っていけるようなシステムを構築しているのです。
そのため、切る前に、いくつかのデータを取り入力、バーコードにします。
(左)木のヤング係数をはかる機械。1本1本確認します。この木は、標準以上の強度があることが確認されました(標準70のところ、90以上あった)(中)木が生えている地点の緯度経度(驚きです!)、木の幹の太さ、高さ、伐採時の天候などなどをインプット(右)データを、このバーコードと関連づけます
という手続きを踏んで、やっと伐採がスタートです。
スギダラ会員たちも挑戦!
↑(左)初チェーンソーのメンバーも多数いましたが、そこはスギダラ、すでにチェーンソー経験済みの猛者も。(右)今回は、最後くさびを打ち込んで倒しました。さすがに”くさび”は初体験のメンバー。
←こーんな大きなスギにたいして、こんな小さなくさびを打ち込みます。スギの左側に小さく飛び出ている黄色いものがくさび。各支部で、チェーンソースタンプラリーとか、くさびスタンプラリーしたら面白いよね〜
切り倒された断面には、先ほどのバーコードをペタリ(小さくて分かりづらいですが、中央の白いシール)。このバーコード、後ほど再登場します。
この伐採体験会にはスギダラチームの他に、自宅を建てるので、自らの目で材料を確認し自らの手で伐採するために参加した家族連れもいらっしゃいました。
い〜やっほう!!
(よ〜し 天竜のスギ、切り倒したぞ〜い という意味と推測されます)
一仕事終えた所で、山腹でお食事。やまめ・椎茸の炭焼き・イノシシ鍋の山のごちそう、うまかった〜!! デザートはもちろん三ヶ日みかん! 三日三晩食べるほど頂きました。風もなく、凍えずにごちそうが堪能できてホントによかった〜 (右)うまそう・・・
スギ伐採体験の場所からの眺め。結構上りましたね〜。
第二弾につづく・・・
(天然乾燥場と大スギ伐採現場+滝 をご報告します)