しもじも・遠州街並ツアー報告 その3

このツアーでは、藤森照信氏の建築を2つ回りました。

1つ目が、「浜松市秋野不矩美術館」。

地元民だけに、何度か訪れていましたが、今回のメンバーと見るとひと味もふた味も違う! 見るところが違う! 階段手すりの作り方について考えたりしました。

2つ目は、「ねむの木こども美術館 どんぐり」。

どんぐり ですよねえ。
初めて訪れました。中に入った第一印象は「やけに狭い」というもの。山の中の、だだっ広いところに建っているのに何で?と、ちょっと否定的な印象。すかさずメンバーからの見解「こどもサイズなんじゃ?」・・・ なるほどー! 言われてみれば。

どちらの建物も、風景に馴染んでいて違和感がありません。それどころか、「そこにあってしかるべき」というくらいに感じました。室内も落ち着いていて、懐かしい感じがします。
なぜなのでしょうね・・・ 形、大きさ、素材、組合せ・・・そういうもののハーモニーですかねえ(建築は素人ですので、こんな程度しか言えません)

後日、藤森照信さんは、「路上観察学会」のメンバーであることを知りました。
そりゃ、面白いに決まっています。

もうひとつ気になったのは、秋野不矩美術館へのアプローチの排水溝のフタ。木製です。これ、使い方としては言いと思うんですが(全然深く考察しないで行ってますけど。)
耐久性とか心配するべきことっていろいろあるんでしょうねえ。