杉の基礎知識 その2 間伐

杉に関わっていればよく聞くワードの1つ、「間伐」。

調べてみましたが、深い、広い! 気軽に関われないトピックのような気もしましたが・・・
ざっくりまとめますと、どこの情報源にも共通しているのは、
 ・人工林を健全に育てるには、間伐は不可欠
 ・現状の間伐の実施は不十分である
 ・間伐材の使い道が、なかなかない
という点でした。

また、沢山の組織や人や法律やらが間伐に向かっています。
大きく分けて、次の2つの観点があります。

1.間伐そのものをがんばろう
2.間伐材を利用しよう

これにもう一言加えると、
1.間伐そのものをがんばろう→資金がないなかどう実行するか?
2.間伐材を利用しよう→使い道がないので売れない
とにかくお金がかけられない、お金が生まれないという困ったぐるぐるが存在している、ということが分かります。

さて、スギダラ的には(もちろん他にもたくさんの人や団体的には)、その困ったぐるぐるの中に飛び込んで解決を模索する、ということはひとまず置いておいて、楽しい!使いたい!心地いい!などの点から飛び出してみよう! という姿勢だと思います。

困っている山 から出発するのではなく、
楽しい生活 から出発して杉やら山やらにつながっていく、
だってつながっているはずだもの
ということでしょうかね。
ハテ、今の私達がどう山につながれるか。
追々考えて行きましょう。