大分スギダラツアー 前哨戦 JR九州大分支社勉強会1
満を持して、大分でのスギダラツアーが開催された(2013.11.16-17)。その前日に、JR九州大分支社において「地域の元気づくり会議」が開催され、大分支社の社員勉強会が開催された。
社外のメンバーも参加は自由とのことで、私・キャッシーも参加させてもらった。
その目的は、ズバリ「若杉・千代田のスギダラプレゼン」を久しく聞いていなかったので近況をアップデートしておきたい というものだったが、その心づもりは良い意味で大きく裏切られ、JR九州の底力、いや九州の底力に感動する一日となった。
何から何までお世話になった、津高大分支社長。
ツアー最後には、「ななつ星との遭遇」というサプライズまで用意くださった。
JR九州の底力。
まず圧倒されたのは、その社訓(目標?)である(HPを見たら違う文言だったので、社訓なのかどうか位置づけは分かりませんが)
「地域を元気に という生き様」
「生き様」。会社が掲げるのが「生き様」。
儲けるとか、お客様の満足度、などではなく、(そういったことももちろん必要で様々な取り組みをされているが)
根本にあるのは、社員一人一人の生き様で、ひいてはそれが組織としての生き様となる。そして着地点は地域を元気にすること。
それだけでガツンとやられた。
この言葉は、社員誰もが目にする、執務ゾーンの入り口付近の壁に貼り出してある。写真がないのが悔やまれる。
撮ることを忘れるほどの衝撃であった。
衝撃を受けているうちに、会議が始まった。そこで、「生き様」の一端を垣間みる。
会議冒頭に、津高MCによる、参加者全員の紹介が行われた。
一般的な会議(いわゆる講演会)において、冒頭に聴衆含めた参加者全員が紹介されることがあるだろうか。
JRの社員については、総務や駅長などの役職と勤務年数や一言紹介、一般参加者についても、どこから来たのかや職業などが紹介された。キャッシーはこの日、最も遠い静岡からの参加ということで、会場からのどよめきを頂く。
この全員紹介のはからいにより、「全員が土俵に乗った」という気持ちになった。その部屋にいる全員を知っているという安心感も生まれている。(普通の講演会では、講師だけがステージ(土俵)に立っていて、それを聞く聴衆は互いに見知らぬまま講演が進む)
会議(講演会)ひとつとっても、”誰もが参加者である”が当たり前、という姿勢が表れていた。
その「当たり前さ」に、キャッシーはまたしても衝撃を受けたのであった。
40名くらいの参加でしょうか。
社内外合わせ全員をサラリと紹介できる津高支社長の手腕もまた。
さらなる衝撃が最初の演目「トレインナーレ2013の取り組み」で訪れる。
それは、「JR九州は、文化に貢献する」という宣言から始まった。
「地域を元気にする」ために「鉄道施設にて文化芸術活動を行う」
またしても営利な話ではないし、ずいぶん論が飛んでいるようにも思う。
これで会社としてやっていけるのか? 何がどうなって文化芸術活動につながるのか?
その内容は「大分スギダラツアー 前哨戦 JR九州大分支社勉強会2」に続く。