岐阜の陣 報告3

岐阜の陣で、一番印象に残ったこと。
それは、伐採最前線を見学したことでした。

今まで、何度かツアーで見学させて頂きましたが、確かに、
「今日はツアーだから、そんなに急じゃないところを選んだよ」
という配慮を頂いていました。

今回は、そうではなかった!!

驚きました。
これが、いわゆる急なところ(むしろ普通?)

写真ではさっぱりお伝えできていないと思いますが、
車1台が通れる、舗装されていない道、
窓の外は急斜面。。
踏み外せば、もう・・・という道でした。

道の先は、覗き込まないと地面が見えない程の斜面。こわい。

走行中の激しい揺れに驚き、1時間ほどかかったことにも驚き、
完全なる山の中を進むと、
しかし、たどり着いた最前線(伐採現場)には、人の気配があり、
材を運び出すための大型トラックが停まり(どうやって走って来たんだ)
大型のショベルカーもある(運んで来たんですよね・・)。
これが、山の男達の仕事なのか・・・

実は、この日私達が通って来た道は、実は、現場メンの渡辺さんが「ここまで見に来てくれるなんて嬉しい。ちょっときれいにしとこう」という感じで、地ならししてくださっていたとのこと。

そんな渡辺さんは、さらりと現場に立っていらっしゃいました。

嬉しいからという理由で行動されたその爽やかさには、むしろ何も言えませんでした。
世知辛いこと考えれば、そもそも現場では採算が合うかどうかの瀬戸際だというのに
そんなことに時間を費やしていいんですかーー! となるんですが
いやでも 嬉しくて行動しちゃう ってことの方が全然重要です。
そう思うようにたどり着くことが、どれだけ希有なことか。

この現場を見せたいと、企画してくださった古田社長、ありがとうございました。

感動しました。